恵比寿大黒屋日記

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zoom RSS どうなる京品ホテル自主営業

<<   作成日時 : 2008/11/01 00:44   >>

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とりあえずカッコイイから応援したい

京品ホテル、自主営業中!

黒字営業だった老舗ホテルが
親会社の放漫経営で破綻
ホテルはリーマン系の債権者の手に渡って
従業員全員の解雇を決めたことから従業員が反発。
解雇通告を無視して自主営業闘争を継続している。
債権者への土地明け渡し期日は今日10/31ということで
今も緊迫した攻防が繰り広げられていることだろう。
従業員は地位保全の仮処分を裁判所に申請したそうだ。
自主営業、断然カッコイイじゃないか。
カネに目のくらんだ資本家の失敗に
きちんと働いて利益を上げてきた従業員がつきあわされる
いや、尻ぬぐいをさせられることに対する
これほど男らしい、おっと、こう書くとフェミニストに怒られるかな
では、これほど凛々しい異議申立の方法があろうか。
親会社よ、彼らの男気を感じ、己の欲ボケを恥じて
彼らにホテルを譲渡したらどうなんだ。
「俺のせいだ、すまなかったな。ホテルは退職金代わりだ、お前らで好きにしな」、って
親会社にもカッコイイ引き際見せてほしいもんだね。

私も飲食店でのアルバイトで生活していた頃は何度か店が潰れて解雇の目に遭ったなあ。
競艇選手が節税対策で経営していた居酒屋は完全に従業員任せで
アルバイトの身としては気楽で働きやすかったが
店長・料理長がギャンブル好きで多額の借金を抱えており
時折レジの金を持ち出していることがあった(ただし、後日必ず戻していた)。
その後、元ホステスしていた女が店の権利を買い取ったが
この人は金蔓の愛人がついていて、金には不自由してないようだった。
「自分の店が持ちたい〜」とねだって買ってもらったんだろう。
店に口は出すけど、あんまり経営に向いた人ではなかったし
好きな競走馬の追っかけやオトコとの旅行に忙しいようであった。
まあ、それでも店の売り上げが良くないことは不満だったんだろう
そこに店長・料理長がレジの金を時々持ち出していることと
多額の借金があることがママの知るところとなり
ふたりは問答無用で即日クビ。
小さな店だから正社員はその二人だけであとはアルバイトしかいない。
「すぐに新しい人入れるからそれまでお願い」と泣きつかれ
仕方なく準社員というアルバイトに毛が生えたような待遇で料理長の代わりをさせられた。
こっちも芝居をしていたから正社員になる気はない。
「1ヶ月以内には正社員を入れる」という約束だったのが2ヶ月経っても変わらない。
「探しているんだけどいい人が見つからなくて」と言い訳するが
とりあえず私が安いバイト代で正社員並に料理長をなんとかこなしているので
味をしめているとしか思えなかった。
このままでは芝居の稽古する時間さえ取れず
安くこき使われて飼い殺しになると思い辞めてやった。
辞めて1週間で店は潰れた。
あ、これは解雇じゃなかった(笑)。
次に勤めた店は24時間営業で生鮮食料品を扱うローカルのチェーンが出した居酒屋。
オールドアメリカンな内装だったがメニューは何でもありだった。
というのも、生鮮食品の小売店で売れ残った食材を使うことで材料費を安く上げようという目論見で
だから、その日にある食材で作るので定番メニューは無しのバイキング形式。
とは言っても大根の売れ残りが大量にあるからと言って客に大根ばかり出すわけにもいかないし
売れ残りだから当然客に出せずに廃棄するほかないものも混じっている。
客を呼ぶにはある程度料理のバラエティは出さないといけないし
安っぽい料理ばかり並べるわけにもいかないので
それなりに他の食材も買わないわけには行かない。
材料費が浮くから楽、ってことはほとんど無い感じだったが
それなりにやりくりして営業していた。
ファミレスみたいに決まったメニューを温めて盛りつけて出せばいいってもんじゃなく
毎日運ばれてきた親会社の売れ残りをどうにか工夫して色んな料理に仕立てて出してたんだから
それなりに料理の腕も知識も無いとできない。
そうこうしているうちに親会社が土地だか絵画だかに手を出して大損して経営破綻。
不渡り出して1ヶ月は現金仕入れでつないだが
ある日突然閉店、もう来なくていいよ、ってことになっちゃった。

少ない経験かもしれないが、事業が失敗するのはやっぱり事業主に一番の責任がある。
事業主がいい加減では従業員もついてこず、職場のモチベーションも上がらない。
まして京品ホテルのケースのように
ホテル自体は黒字経営、それは従業員の頑張りによるものとしか思えないが
にもかかわらず、ま、どうせ欲を出して投機で失敗でもしたんだろうが、会社が破綻
従業員全員解雇、ではあまりにも可哀想である。
せっかく懸命に働いて利益を上げてくれている従業員たちを
経営者は使い捨ての道具としか考えていなかったということである。
そして、最近の企業経営者の多くがそんな考え方でいるのではないかと思うし
それを推し進めているのが経営者の親玉である経団連だろう。
リストラも非正規雇用も従業員をモノ扱いするやり方だ。
その経団連の顔色を自民党も民主党もうかがいながらしか政策決定できないのだから
政府も国民を使い捨ての駒としか思っていないし
そういう扱いをされた人は、さらに自分より弱い者をモノ扱いして憂さ晴らしするのである。
一方で破綻した金融会社は経営責任も問われることなく「公的資金注入」って、ワケがわからんよ。

京品ホテル従業員の自主営業は
まさにそれに対する「俺たちはモノじゃねえ!」の明確な叫びであり、行動であろう。
めっちゃカッコイイ、と思う。

***

夜、アビエルトでジャズ・ボーカルの酒井俊ライヴ。
バックも錚々たる顔ぶれで、
ギター&バンジョー桜井芳樹、バイオリン太田恵資、ベース船戸博史。
いやー、上等なモン聴かせてもらったー、ちゅう感じですねえ。
なんで客がこんだけしか入らないかな。
もったいない。
客で行ったのに照明やらされました。
開演前に急に言われて、どこに何が仕込んであるかもよくわからんまま
調光卓に書いてある「前明かり」とか「サス」とか「赤」とかいう文字を前にして。
リハも聴いてないから曲順だけ見せられてもどういう感じの演奏かわからんし
酒井さんがリハ用に走り書きしたメモ書き見ながら食い入るように舞台見つめて
あとは勘と経験だけを頼りに。
ま、スリルがあって面白かったし
バッチリとは言わないまでも、邪魔せず、それなりに盛り上げられる照明ができたんでは。


内橋和久さんがギターのライヴヴァージョン。
画像は静止だけど。

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京品ホテル問題に関して思うこと
長年働いていた職場が無くなることは、気の毒だと思います。京品ホテル自体は儲かっていたけど、経営者が事業拡大に失敗して、ホテルを売却しなきゃいけないという状況は、悔しいでしょう。でも、感情論だけでは経済は成り立っていきません。今回の京品ホテル従業... ...続きを見る
デボネアコンサルティング
2009/02/01 12:32

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