恵比寿大黒屋日記

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zoom RSS EL FUELLE @ アビエルト

<<   作成日時 : 2010/09/19 11:42   >>

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贅沢。

昨年のツアー以来の広島
さらにパワーアップした感のあるEL FUELLEでした。
北九州からかけつけたトリオ・ロス・ファンダンゴスとのジョイントで
3500円はどう考えても安すぎる贅沢ライヴ。
料金設定は難しいなあ。
当然もっと取ってもいいグレードなのだけど
アビエルトは広島駅からJR電車で30分かかる郊外。
東京大阪なら公演場所まで1時間かかってもそこまで遠いと思わないかもしれないが
中心にギュっと市街地があってライヴハウスやコンサートホールが集中し
郊外は新しく開けた住宅地、郊外型商業施設という広島感覚だと
ちょっと離れただけでも遠く感じて二の足を踏む人も多い。
アビエルトは演劇にも使えるフリースペースなのだけど
商業ベースでやってる小屋じゃないので、ライヴも月に2回程度だし
あくまで知ってる人は知ってるという感じで知名度も高くない。
自分自身の友人知人がおしなべてあまり裕福でないという現実感もあって
ついつい高い料金を設定することを躊躇してしまう。
収益で言ったら料金を上げても同じだけお客さんが入ったかどうかはわからないけれど
演奏者に対してはやはり安くて失礼だったかなあ、と思ったりして
なかなか難しいなあ。
私には何がいいのか分からない有名アーティストが
1万円近くするバカ高い料金で
後ろの方に座るとアーティストが豆粒みたいにしか見えない大ホールでコンサートしてたりするが
まあ、好きでそれを見に聴きに行く人がいるのは、個人の趣味なのでどうこう言えないし。
アビエルトでのEL FUELLE、昨年に引き続いてのアンプラグド。
オープンから10年経って、不思議と音の響きが非常に良くなったアビエルトならではの完全生音。
これをすぐ目の前で聴けるのは、大ホールでは味わえない贅沢。
やはり生楽器はミキサーを通さず生音で聴くのが一番だ。
演奏者の呼吸、グルーヴも直に届いてくる。
温かくてエモーショナルなトリオ・ロス・ファンダンゴス
タイトでグルーヴ感溢れるEL FUELLE
そこにケンジ&リリアナの高い表現力を備えた素晴らしいダンス。
EL FUELLEはツアー二日目で、ファンダンゴスとはこの日に合流したばかり。
リハでは簡単な打ち合わせしかしていないにもかかわらず
ライヴ終盤では見事な共演。
さらにわき起こるアンコールに応えて
即興で。
互いのバンドの持ち味を保ったまま
見事にからみあい、そしてその場で起こっていることを楽しみながら。
お客さんも大興奮の一夜となりました。

アビエルトはどんなスタイルの公演にでも対応できるように
客席も固定されていないので
公演のたびごとに舞台の位置も変えるし客席も組み替える。
舞台や客席を上げたりも全部人力作業。
照明もそのたびに吊り変える。
もともとは玄関入って奥側をステージにしていたのだけど
最近は逆にすることも多くなった。
手前はカウンターとトイレがあって幅が狭いので
演劇の舞台には使いにくいのだけど
音楽のライヴの場合は奥の広い方を客席にした方が
たくさん客席を作れるのと
栗九里子が描いた壁画が演奏者の背景になってこれもステキなのだ。
しかし、照明の吊りもとは手前を舞台にする前提で作ってないので
結構イレギュラーな配置になる。
なもんで照明は結構苦労するのです。
この日のライヴは、ダンスつきなので
演奏者のあかりとダンスのあかりが必要なのだけど
照明の数は限られているし
当然ながらアーティストは当日ということで
昨年のライヴのときの配置を思い出してあたりをつけて設置していたのだけど
リハの間により客席に全体が近づく配置に。
開場前、慌てて吊り直しに追われる。
平日で手伝いスタッフもゲットできなかったので
ドリンクと料理の準備をするオーナー中山氏と
受付係のDさんと
照明その他色々の私であたふた。
照明、なんとかうまくいって良かった。
ファンダンゴスの演奏中、曲に合わせて照明を変えてたら
下からヴァイオリン弾きながら谷本さんがこっち見て「ニヤリ」。
ひひひ、どないだす?
ファンダンゴスは聴き慣れているので
照明も先を読みながら効果をつけられるのだけど
普段CDでしか聴いていないEL FUELLEは
聴いたことのない曲もあるので照明の転換はドキドキする。
(しかも曲順も聞いてなかったし・笑)
タイミングを逃して変化をつけそこなった機会が何度か。
まあ、演奏そのものが素晴らしいので
無理に照明で演出する必要も無いのでそれはそれで問題ないのだけど。
ただ、タンゴは曲そのものに物語性があるし、終わり方もはっきりしているので
即興でも照明はつけやすいです。
終盤の「台風」では両バンド共演、ケンジ&リリアナのダンスも楽しいし
照明もぶわーっと大騒ぎさせてみました。

確かな演奏力、ライヴ感、そして遊び心。
ホンマに「ライヴ!」を満喫できました。
終演後、お客さんからも
こんな凄いライヴはめったに見られない、と興奮のお言葉をたくさん聞きました。
昨日の博多も盛り上がったことでしょう。
EL FUELLEのツアー
この後も大分、熊本、久留米、伊勢と続きます。
お近くの方は、是非是非いらっしゃってください。
ツアースケジュールはこちらで。
http://www.miyukitango.com/schedule.html

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