恵比寿大黒屋日記

アクセスカウンタ

zoom RSS くそう、ついに

<<   作成日時 : 2011/01/27 00:33   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

風邪ひいた、、、

この冬はひきそうなところで察知して早めに対処していたので
ここまでひかずに済ませてきたのだが、ついにつかまった。
先々週、長島愛生園に行った日がものすごく冷え込んだ日だったのだが
かなりの寒さの中、島を案内してもらってまわったが
ここはなんとか持ちこたえた。
が、この日曜日に呉での羽野昌二さんのライヴに
飛び入りで踊った日が「風邪かな」の気配があって
そこで全力疾走で踊ってそのまま打ち上げで飲んで
PLAN-Uに泊まったのがいけなかったらしい。
幸い熱は無いが、鼻と喉にきて息苦しく酸欠になる。
昨日はふらふらになって仕事を早退し、今日は大事を取って休んだので
若干持ち直してきた気配。
やれやれ。

というわけで、仕事を休んでゆっくりしてしまったので
久しぶりのBLOG更新です。

ハンセン病療養所・長島愛生園のことは
アビエルトの中山さんからよく聞かされていて
一度行ってみたいと思っていた。
ハンセン病を題材にした作品を上演している
名古屋の劇団の方が島を訪れておられて
北九州の谷瀬さんより、「行かない?」と誘い。
中山さんの古い友人である入所者の方が癌で入院中ということもあり
中山さんもちょうどお見舞いに行きたかった、ということで
広島から二人でお邪魔することに。
新幹線で谷瀬さんと合流して岡山から赤穂線に乗り換え邑久へ。
邑久駅に劇団の方が車で迎えに来てくださって
そこから車で約30分。
小さな瀬戸を挟んで橋がかかったその向こうにある長島。
本当にわずかな距離しか離れていないのだが
橋がかかったのはほんの最近のことである。
「業病」と言われたハンセン病患者の隔離施設である長島は
一般人の立ち入ることができない島であり
逃亡する者は捕らえられて処罰される場所であった。
案内してくださった長島にある家族教会の難波さんが
「ここには普通の療養所には無いものが三つあります。
檻房と火葬場と納骨堂です」と説明された。
檻房は逃亡者や規則違反者を監禁するところ。
案内された檻房は、もちろん現在は使用されておらず
中に入ることもできなかったが
「人として扱ってくれ」などと、落書きが生々しく残っているそうだ。
判読できなかったが、通気穴から覗くと、壁のあちこちに落書きされているのは確認できた。
火葬場と納骨堂があるのは、一度入ったら出ることができない島ゆえ。
戦時中など、食糧事情の悪かった時期には1年間に数百人が死亡し
火葬場はフル稼働に耐えきれずに壊れてしまったという。
長島には愛生園と、光明園というふたつの療養所があるが
多いときには約2000人が収容されていたそうだ。
現在では、特効薬も出来て入所者のうち保菌者はわずか数人だそうだが
未だに300人以上が島に残っている。
高齢に加え、かつての病気に対する差別から親類縁者とも断絶し
断種も行われて、子どもを作ることもできなかったため
島を出ても身を寄せるところが無いためだ。
ハンセン病は、1940年代には、欧米では隔離の必要がないと認知され
アジア各国でも60年代には次々と隔離政策が撤廃されてきたが
日本だけが1996年まで隔離を続けてきたのである。
とんだ「先進国」と言うほかない。
それだけ、差別と偏見もすさまじかったということだ。
療養所における非人道的な扱いについて
当時の所長を非難する声は当然強いが
入所者の中には擁護する方も少なくないそうだ。
それだけ、島の外での差別がひどく
そのような差別の中で生きるよりは、島の中で暮らしている方がまだマシだ
と感じていた人も多かったということだろう。
劇団名古屋の方のお知り合いの入所者の方お二人と
中山さんの旧友である在日韓国人入所者の方とお会いしていろいろ話をうかがったが
みなさん元気で素敵な方ばかりだった。
長島は、春には島全体が桜の花で埋め尽くされるという。
その頃にまた再会しましょうと
短い滞在ののち長島を後にした。

日曜の羽野昌二さんのライヴ。
第1部は羽野さん(ドラム)、広島地元の庄子さん(サックス)、花の丞さん(ギター)のセット。
第2部から混ぜてもらって、まず庄司さんと私。
それから羽野さん花の丞さん、庄子さんと花の丞さんのセットがあって
最後に羽野さんと私。
羽野さんとのタイマンはハードだった。
最近即興で時々ご一緒する谷本仰さんや梶山シュウさんの場合
即興でも流れの中に強弱を作って何かしらそこに物語性が生じ
その中で自然と終着点が見えてきてそこに収斂していくような感じになるのだが
羽野さんの場合はまるで違う。
怪人的な瞬発力と身体性で最初から最後までトップギアで変速リズムを繰り出し続ける。
あえて激しいドラムをバックにゆったり踊ってみせる、というのもひとつの手なのだが
それを許さない。煽られる。
こっちも「負けるもんか」という気になって、トップギアのまま踊り続ける。
このところの稽古不足と風邪気味のためかなりキツくて
もう5分続けられたら本気でぶっ倒れるところだったが
まあ、ぶっ倒れるまでやるしかないという感じだった。
出し惜しみなんかしてる余裕はない。
これはこれで即興の醍醐味だろう。
ちょうどこの日出かける前に
高岡大祐が、来日中で共演するエリック・ティールマンスのコトバとして
「即興とはその時間を祝福することだ」とつぶやいていた。
すごくいいコトバだ。
「時間を祝福する」方法は色々あるだろう。
その場、その時、そこにいる人にとって最もふさわしいパフォーマンスをすることであろうし
決して手を抜かず、真剣勝負でその時間と対峙するということでもあろう。
この日は羽野さんと私のセットの後
羽野さんが「みんな、踊りましょうよ」とお客さんをうながした。
さっきまで怒濤の変速リズムを叩きまくっていた羽野さんが
わかりやすいリズムを刻み始め、お客さんも踊り出す。
誰も型にはまった踊りなんか踊らない。
踊りだかなんだかとにかくカラダを動かし始める。
75歳のおばあちゃんも踊り出す。
いやあ、楽しいなあ。
終わってから屋台に繰り出す。
おばちゃんたちと馬鹿話。
終電に間に合わなくなったのでザンパノにも少し顔出したら
2月の「ホシハ チカニ オドル」の予約ゲット。
顔出してみるもんだ。
PLAN-Uに戻って羽野さんと枕並べてあれこれ話しつつ眠る。

さて、
谷本仰×大槻オサムのユニット「Tremolo Angelos」による
「ホシハ チカニ オドル〜Dialogues in the Dark」
2/18 20:00〜
2/19 14:00〜 18:00〜
の3回公演です。
当日2500円 前売・予約2000円
学生予約1500円
お席に限りがございますので
なるべくご予約をお願いいたします。
メール予約は
tandoku_ryokousha@yahoo.co.jp
まで。

また近いうちに詳細UPします。
今日はこんなところで。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ガッツ(がんばれ!)

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
くそう、ついに 恵比寿大黒屋日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる