恵比寿大黒屋日記

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<<   作成日時 : 2011/02/16 20:17   >>

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『ホシハ チカニ オドル Dialogues in the Dark2011』

2月18日(金)20:00
2月19日(土)14:00/18:00
会場:カフェ・テアトロ アビエルト

詳細は前回の日記をごらんください。
http://ebisu-daikokuya.at.webry.info/201102/article_1.html

いよいよです。
ひとつ変更が。
19日18時の回のアフタートークですが
崔真碩さんが都合により来場できなくなってしまいました。
残念ですが、代役として、、、
崔真碩さんの教え子でもある
「ザ・チョッケツ」編集部の大学生たちにトークしていただきます!
ザ・チョッケツ BLOG http://thechokketsu.jugem.jp/
広島No.1クオリティ・ペーパー(?)の呼び声高い
「ザ・チョッケツ」を発行する若者たちの活きの良いトークをお楽しみに。

たくさんの方に観ていただきたいですが
お席に限りがございますので
ご来場下さる方は是非ご予約くださいませ。
現在のところ、土曜の18時の回が比較的に余裕があります。

お問い合せ・予約 Tel.093-873-7460(ピカラック)
082-873-6068(アビエルト)
Mail:tandoku_ryokousha@yahoo.co.jp

ということで
長くなりますが今回の広島版パンフレットに書いた文章を
以下に掲げておきます。

***

<出来事>の記憶が−<出来事>の記憶に媒介されて<出来事>それ自身が−他者に分有されねばならないとしたら、それは何としても、語られなければならない。<出来事>の外部に生きる他者たちへ至る道筋、回路を私たちはつくりださなくてはならない。それは今ある世界とは別の世界を私たちが創り、生きるためだ。
 それでもなお−あるいは、そうであるからこそ−語り得ない<出来事>は、語られなければならない。(中略)自らは語り得ない、その者たちに代わって。
(岡真理「記憶/物語」)


 私と谷本仰との初めての作品「死者の書(テガミ)」(2005年9月)は、まさに、「自らは語り得ない」死者たちに成り代わって、語り得ない<出来事>を語る試みであった。
 その後、広島の仲間が企画し、私も出演、谷本仰が音楽監督をてがけたユニット「アリノネ」による「新しい天使〜月にいちばん近い丘まで〜」(池内文平作・2006年3月広島、10月小倉で上演)において、私たちのその方向性は再確認された。
 そして2010年1月、広島kobaでのパフォーマンス「Dialogues in the Dark」は、一夜限りの即興ライヴとして企画されたものであったが、呼びかけ人である湯浅正恵が提示した、JCO臨界事故やチェルノブイリで被曝死した死者たちの身体、上関原発と祝島、そして光と闇、というテーマは、「死者の書(テガミ)」「新しい天使」へとチョッケツした。簡単な打ち合わせのみの即興パフォーマンスであったが、あの夜、自然にそれらの作品がフィードバックされていた。そしてこれも5年来の盟友であり、本作の制作に携わる谷瀬未紀プロデュースによる昨年10月の「海峡演劇祭」(門司・海峡演劇祭)での本作上演へとつながった。
この作品を機に、今まで名前を持たなかった二人のユニットに新たに「Tremolo Angelos」と名前もついた。40過ぎの「おっさん天使」で申し訳ないが、まあ勘弁してください。「ベルリン天使の詩」の天使もおっさんだったじゃない、、、。
ちなみに、この作品を作るきっかけとなった湯浅正恵と私たちの出会いは、パレスチナをテーマにしたアート作品の巡回展「オリーヴ・プロジェクト」(2007年7月)に始まる。
 彼女が「オリーヴ・プロジェクト」でヒロシマとパレスチナを響き合わせようとしたように、私たちは「原発」の問題に、ヒロシマを、オキナワを、パレスチナを、朝鮮半島を、路上に生きる人びとを、無数の「自らは語り得ない」死者たちを、彼(女)らの語ることのできない<出来事>を響き合わせたいと思っている。冒頭で引用した岡真理さんの言葉のように、「<出来事>の記憶が−<出来事>の記憶に媒介されて<出来事>それ自身が−他者に分有されねばならない」。
「チョッケツ」とは、私も参加している「シャリバリ地下大学」界隈で、現在最もホットなキーワードとして使われている用語であるが、ベンヤミンの語る「星座」のごとく、遠く離れた星と星とが「チョッケツ」して星座を象る「場」、そのような「場」を生み出すことは、私たち表現者に与えられた大切な務めであろうと思う。
 祝島や沖縄高江、辺野古、エジプト、そのほかあらゆる場所で、今まさに<出来事>は起こり、この国において、その情報と記憶は見事に分断され隠蔽され続けている。
 これら時間的にも空間的にも遠く離れ、そして暗いチカへと埋め隠された記憶のホシたちが、「チョッケツ」し、手を取り合ってオドリ始めるその「時」、その「場」のために、この作品を上演する。

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