恵比寿大黒屋日記

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<<   作成日時 : 2010/09/15 01:50   >>

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筥崎宮では「ほうじょうや」と読むのだね

一般的には「ほうじょうえ」

放生会(ほうじょうえ)とは、捕獲した魚や鳥獣を野に放し、殺生を戒める宗教儀式である。仏教の戒律である「殺生戒」を元とし、日本では神仏習合によって神道にも取り入れられた。(Wikipedia)

ということで
ヘビと金魚と虫の「家族」の物語
楽市楽座の「鏡池物語」はちょうどぴったりの内容かもね。
というわけで、広島公演の受け入れをお手伝いしたご縁
夏の間ぐるり東北北海道を旅してきた彼らの福岡公演に行ってまいりました。
放生会のお祭り中の筥崎宮にて
12日の日曜日から18日土曜まで1週間の公演ですが
谷本仰×フクヤマワタルが劇伴ゲストの日に合わせて13日の月曜に。
仕事が休みづらかったので午前中だけは出勤して午後から新幹線。
「私も行く〜」というDさんとワンコ連れて。
しかし、朝からなんとも波長が悪い。
仕事のキリがなかなかつかず、焦り気味に出かけたのがいけなかったのかもしれない。
微妙に過敏になってたようで
気にしなくてもいいだろうに
遠出慣れしないワンコとDさんが気になって
博多から乗り換えた小倉方面行き鹿児島本線の網棚に荷物を置き忘れて箱崎で下車。
幸い、財布と携帯は持っていたので
箱崎駅に電話。
折り返し、発見されたという連絡を受けるも
終着の小倉駅で保管するので取りに行くか着払いで送るかを
小倉駅の方に連絡してほしいとのこと。
それで言われた番号にかけるが小倉駅の遺失物係が要領得ない。
「その荷物は見つかったんですか? 車掌には伝えてあるんですか?」
って、だから箱崎駅に言われてそっちに電話してるんだっての!
イライラしつつ
(トイレを借りに入ったローソンで
前に入ったヤツがなかなか出てこなくてこれもイライラ)
筥崎宮に到着。
わ、参道長い!
楽市楽座の舞台はどこだ???
拝殿の前に着いたのであたりを見渡すが、それらしきものが見つからない。
Tさんからもらったメールに「一の鳥居のすぐ左」とある。
きっとずーっと向こうの長い参道の入り口に見えているのが「一の鳥居」だろうと合点して
祭り客でごったがえす長い参道を歩く。
遠出するときはヒールの高い靴はやめときなさいというのに
この日もヒールの高い靴を履いてきたDさん。
曰く「だってこの服装にはこの靴なんだもん」。
先に靴を決めて靴に合う服装を選ぶというのは無しなんだろうか、、、。
無いんだろうなあ、女性ってのは、、、。
でもって靴擦れしまくって痛そう。
抱えるワンコは重そう。
大変そうだなあと思いつつ参道の先まで行ってみるが舞台らしきものを見つけられない。
できたらこれも見たいと思って楽しみにしていた浅葱アゲハさんの空中ショー
あそこの見せ物小屋でやっているのだろうなあ、と横目で見ながら
しかし主目的の楽市楽座の舞台を見つけるのが先決、と心曳かれつつ通り過ぎる。
「すいません、一の鳥居ってどっちですか」と聞くと
拝殿の前にあるのが一の鳥居だという答。
がーん。
で、再び引き返す。
Tさんのメールには「一の鳥居のすぐ左の駐車場」とある。
拝殿の前まで引き返すが
駐車場、、、それらしいものが見あたらない。
巫女さんに「このあたりに駐車場はありますか」と聞くと
「箱崎宮の駐車場はこのそばにはありません。100円パーキングは何個かありますが、、、」
えー、無いの〜。
本番前にお手間をとらせるのは、と控えていたが、仕方なく楽市のキリコさんにTEL。
「三の鳥居のそばの駐車場です」
がび〜んorz
どうも最初に三の鳥居の方を誰かが一の鳥居だと間違って教えていたらしく
Tさんにもその誤った情報が行ったままになっていたらしい。
靴擦れのDさんを気にしつつ、三度参道を引き返す。
三の鳥居の両側が普段は駐車場らしいスペースで
お宮の方から行くと参道から左のスペースに見せ物小屋やお化け屋敷と屋台
右にも屋台が張り出していて、そちらの奥の
屋台の業者さんの駐車スペースに、やっと発見、なつかしい水上回転舞台。
思ったより参道の方から目立たない場所で、さっきは気づかなかった。
何しろ人でごったがえしている。
テント芝居ならすぐ見つかったんだろうがなあ(笑)。
アドバルーンでも上げたらいいよ^^;
楽屋テントに近づくと、テントのスキマからいち早く私たちの姿を発見した萌ちゃんが
「オオツキさんたち来たよ〜!」の声。
萌ちゃん、数ヶ月見なかっただけなのに
背も伸びて、ちょびっとオトナになってる。
現さん、キリコさんとも再開。
ふたりとも旅公演ですっかり日に焼けて、なんだかたくましい。
楽市のみなさんは着替えに入って、開演まではまだ少し時間があるにはあったが
さすがに歩き回って疲労。
Dさんも歩かせたくなかったし
空中ショーも出番の時間は決まっているだろうから
見せ物小屋まで行って、空中ショーをやってる時間じゃなかったら、
また見れずに芝居に引き返すことに、、、とすでにマイナス思考。
もはやアタフタと動く気にもなれず、Dさんと焼き鳥でビール。
そこに谷本さんからメール。
「一の鳥居のそばで飲んでます」
むう、これもすれ違いかい!
一の鳥居のあたりで出くわしてれば一緒に飲んで一緒に舞台に行けばよかっただけなのに!
まあ、いろいろうまく歯車が合わない日というのはあるもんだな。
歯車合わないトドメに
当初、谷本・フクヤマで「オープニング投げ銭ライヴ」と聞いてたので
そこに飛び入りして踊る気満々だったのだが
もろもろ事情あって芝居とは別で投げ銭ライヴというのはできないことになったらしい。
開演前にちょっと客寄せに演奏するからそこで飛び入りしてもいいよ
とは言われたものの、これには役者さんも登場して歌って踊ってだったので
特別な衣装も着てない私が出て行くのは場違いな状況。
仕方ないので客席周りで地味に踊りつつ、会場入り口あたりでたむろしているお客さんに
「どうぞ中に入って椅子にお座り下さい」と勝手に誘導係。
しかし、「芝居を見るつもり」で来ていない通りすがりのお客さんは
「中に入って下さい」とうながされると、却って立ち去ってしまうという反応。
シャイなニッポン人、呼び込むのは難しいなあ。
入り口付近にはひとだかりができているのに椅子席はまばら。
それでも開演時間が近づくにつれて客席も埋まっていく。
そんなこんなで開演。
広島公演のときは最後に役者さんに渡す投げ銭用の封筒しか配られなかったが
旅の途中から、「おひねり」用の色紙も配布するようになってて
硬貨をこれに包んで舞台上に投げ入れるのだが
これはなかなか好評。
みんな、やってみたい願望はあるんだよね、投げ銭。
こうして投げ銭の用意をしつらえてもらえたら、やりやすいらしく
序盤の「投げ銭のチャンスですよ〜」の誘い水で
舞台上は色とりどりの紙に包まれた投げ銭で埋め尽くされた。
楽しいなあ。
ただ、序盤で投げ銭して包む紙や手持ちの硬貨がなくなったりする人もあるらしく
芝居が進むにつれだんだん投げ銭が少なくなっていくのは若干寂しい。
それと、芝居中に何度かある「投げ銭チャンス」(主に歌のシーン)のたびに
投げ銭を拾い集めるので芝居が寸断されてしまい
芝居をきちんとひとつの流れとして見るのには今ひとつという面もあるような。
本当はわざわざ「投げ銭チャンスですよ〜」とうながされなくても
「見せ場」をわかってお客さんが自発的に投げ銭してくれれば良いのだが
日本人はそういうのに慣れてないから仕方ないのかも。
(この色紙配っての投げ銭は旅公演の途中から始めたので
それを想定した台本になっていないせいというのもあるだろう。
最初から「投げ銭タイム」を芝居の1シーンとして組み込んだ台本であれば
違和感無いかもしれない)
与えられたものをありがたく拝聴拝見する、という文化の受容の仕方が染みついてるのよね、日本人。
客も一緒になって場を盛り上げる、という
きっと江戸時代にはあったであろう「粋」な気持ちが無くなったのは
明治以降の文化政策、文化産業の弊害でしょうね、きっと。
西洋の演劇やクラシック音楽を、さも高尚でありがたいものとして
マジメに押し頂いて拝聴拝見するという態度を植え付けられちゃって
大衆的なお芝居やライヴ演奏に対しても、必要以上にしゃっちょこばって観聴きしちゃう。
ここで笑ったら、拍手したら、声をかけたら、投げ銭したら、踊ったらマズいかな、と
いちいち周りの反応を気にして、自分の価値判断ができない
(自分もできないことはあるけどね、場の空気によっては)。
こういう投げ銭の野外劇とか路上ライヴ、もっと普通にあっちこっちでできるといいのにな。
やれ騒音がどうの土地の使用許可がどうの、異常にうるさい。
まあ、平穏無事であればあとはどうだっていいという人が多いのでしょう。
文化的にはそれでは非常に貧しいように思うけど。

お芝居は、あらためて、いいお芝居だね。
小さき者、名も無き者、かよわき者、周縁にある者たちへの
優しいまなざし。
広島公演のときには無かったシーンや歌もできていた。
しかし、公演する場所によって、本当に印象も変わる。
広島では、国宝不動院の境内で、趣のある静かな場所だったが
ここでは業者さんの車に囲まれて、周りからも
見せ物小屋の呼び込みの声や祭りの客のざわめきの中。
終盤のしっとりしたシーンは、ざわめきの中では芝居に集中しにくいなあ
という気もした。
逆に盛り上がるシーンはざわざわした中で興奮も高まる。
まあ、場所によって変わる、これも野外劇の醍醐味ではある。
谷本・フクヤマの劇伴も、ぐっと芝居に深みを。

芝居終わって、名残惜しいが挨拶もそこそこに
Dさんの足のこともあるのでギリギリになって走らせるわけにもいかないので
余裕を持って
最終の新幹線に向かって地下鉄に滑り込んだ。

ああ、慌ただしい。
仕事なんか放り出して朝から来るんだった〜
翌日休み取って泊まりがけにすれば良かった〜
、、、と、まあそういうわけにもいかない勤め人であることに
時々つくづく嫌気も差すが、こういう人生選んでしまったのだものな。
まあ、そのうち本当に嫌気が差して別の生き方することもありうるけどね。
変えざるを得ない局面が訪れる可能性だってあるし。
死ぬまで人生どう転ぶかなんてわかりゃしないや。
20歳のとき、今の生き方を想像も目指してもいなかったわけだし。

楽市楽座、福岡公演は18日まで。
この後も一旦大阪戻ってまた九州・沖縄方面へと
旅芝居は続きます。
公演日程はこちら。
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/ag0214/2010zennittei.html

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